職場で「声」が大事な理由
Vocal Studio 2023.05.30
はじめに
職場の環境って、仕事の効率とか生産性に大きく影響しますよね。
でも、それだけじゃないんです。職場の雰囲気や、働いている人のメンタルヘルスにも深く関わってくるんです。
今回は特に「声」に注目してみました。声って面白いですよね。5つの職種を例に挙げて、声でどんなことが改善できるのか、私なりの考えを書いていきたいと思います。
声を使ったコミュニケーションの大切さや、トレーニング方法なども一緒にお伝えできたらと思います。みなさんの職場をより良くするヒントになれば嬉しいです!
どの立場から記事を書いているか明確にしておきますと、私は社会人約15年の若造です。

おはなしする内容
- 声の大切さについて
- それぞれの職種での大切なこと
- トレーニング方法
- これからの提案
声の大切さについて
私たち人間は、考えを伝えたり、誰かと協力したり、やる気を高めたりするのに、声を使いますよね。職場で良い声を出せると、相手も話を聞いてくれやすくなって、人間関係も良くなっていくんです。特にチームで仕事をする時は、しっかりした声を出すことで、話し合いもスムーズになるし、信頼関係も築きやすくなります。
これは実際の研究でも証明されていて、上司からの発展的なフィードバックを受けた社員は、より積極的に意見を述べるようになるそうです。例えば、あるプロジェクトが期待通りの結果を出せなかった時、「何が悪かった!」と責められるのではなく、「何を学んだ?」と問いかけられた経験はありますか?このような前向きな対話があると、次も安心して意見が言えるんですよね。
私自身も、失敗を恐れずに意見を言える環境で働いていた時の方が、より良いアイデアが出せた経験があります。自由に発言できる環境があれば、チームの生産性も自然と上がっていくはずです。
説教よりも前向きな意見が欲しいですよね。
それぞれの職種での大切なこと
まずは人事のマネージャーさんから見ていきましょう!
人事の方って本当に大変ですよね。研究によると、上司からの発展的フィードバックには3つの重要な特徴があるそうです。まず、情報提供的な性質を持つこと。次に、将来の成長に焦点を当てること。そして最後に、失敗を恐れない前向きな雰囲気を作ることです。
例えば、「この提案は〇〇の部分が良かったね。次は△△の視点も入れてみたら、もっと良くなると思うよ」といった具体的で未来視点な声かけが効果的なんです。
次は営業の方!
これは私も経験があるのでよくわかるんです。商品に自信を持って、お客様に魅力を伝えていく…。研究では、上司の支援的な態度が部下の発言行動を促進することが分かっています。
特に「この意見を言っても大丈夫」という心理的安全性が重要で、それがお客様への提案の質も高めるんです。例えば、営業会議で新しい提案をする時、「面白い or 新しい視点だね、もう少し詳しく聞かせてくれる?」という反応があると、次も積極的に意見が言えますよね。自分の考えを言いやすい環境とも言えます。
マーケティングの方は特に、声を通じた説得力が重要です。HBR(記事の最後に参考文献あります。)の記事でも触れられていますが、効果的なコミュニケーションには「心理的安全性」が不可欠です。
例えば、新しいマーケティング戦略を提案する時、「これまでと違うアプローチだけど、チャレンジする価値があるね」というような受容的な環境があると、より革新的なアイデアが生まれやすくなります。
心理的安全性に関していうと、営業とマーケターは似ていて、セーフティーネットがあるとないとでは、チャレンジの仕方に大きな差ができて、仕事への取り組み方が変わるよね。
経営者の方にとっても、しっかりとした声は本当に大切です。お客様や取引先との会話が多いですから、メッセージをきちんと伝える力が必要ですよね。自信に満ちた、でも親しみやすい話し方…。
例えば、会社の方針を説明する時、「私たちはこうしていきます」と力強く、でも一方的にならないよう、途中で「みなさんはどう思われますか?」と問いかけを入れる。そんなバランスが大切なんです。
社員としては、「私の意見聞かれちゃった!」と嬉しい気持ちになるものです。
メディア関係の方は特に声が重要ですよね!視聴者の方々の心に響くメッセージを届けないといけません。声のトレーニングで、印象に残る、力強い話し方を学べると思います。私の知り合いのアナウンサーは、「声は心の窓」だと言っていて、伝えたい内容を自分の中でしっかりイメージしてから話すことを大切にしているそうです。
トレーニング方法
個人でも、チームでも、組織全体でも、声を使ったコミュニケーションを良くする方法がたくさんあるんです。
まず、マインドフルリスニング。これ、すごく大切なんですよ。ただ聞くだけじゃなくて、相手の話にしっかり耳を傾けること。これが相手の伝えたいことを完全に理解するためには必要不可欠なんです。
面白い研究結果があって、相手の話を最後まで聴いてもらえると感じたチームは、より活発に意見を交換できるようになるんだそうです。実際、私も営業時代、お客様の話を最後まで聴くことで、より良い提案ができた経験があります。
話すことと聞くことを同時にするのって、実は結構難しいんですよね笑。でも、ラウンドロビンディスカッションとか、グループ活動、ディベートなんかに参加することで、そういう力も身についていくんです。
特に、ラウンドロビンディスカッションって知っていますか?参加者が順番に意見を言っていくんですが、これがすごく効果的なんです。なぜかというと、全員が必ず発言する機会があるから。自分の番を待っている間に、他の人の意見をしっかり聴けるというメリットもあります。
思い返すと、私が一番成長できたのは、このように「話す」と「聴く」のバランスが取れている環境だったかもしれません。時には意見が対立することもありましたが、お互いの話をしっかり聴き合える関係があったからこそ、より良いアイデアが生まれたんだと思います。
ラウンドロビンディスカッションとは?
ラウンドロビンディスカッションは、参加者全員が発言の機会を持つことができるため、対話や意見交換が均等に行われるという利点があります。
また、順番待ちの間に他の参加者の発言を聴くことで、新たな視点やアイデアを得ることもできます。
参加者同士のコミュニケーションを促進し、より包括的な議論を実現するために、ファシリテーターが進行を管理することも一般的です。
職場環境を改善するための今後の提言
組織にとって、職場環境を改善するための努力を継続的に行うことは不可欠です。声は、コミュニケーション、信頼、生産性につながる強力な職場環境を作るための重要な要素の一つです。
1. 組織のミッションを理解し、その実現に向けた努力をすることが重要です。
誰もが共感できる共通のビジョンを作成することで、組織のミッションを常に最前線に置くことができます。
2. 協働による問題解決の促進:従業員が考え、ブレインストーミングを行い、協働することを奨励することは、活気に満ちた生産的な職場環境を作る上で非常に有効です。
3. 音声活性化アクティビティやエクササイズに参加する – 音声活性化アクティビティやエクササイズに参加することで、従業員のコミュニケーションスキルを高めることができます。
自分の考えや意見を表現することに自信を持ち、快適に過ごせるようになります。
まとめ
声は、より生産的で協力的な環境づくりに役立つため、あらゆる組織の成功に重要な要素です。
適切なトレーニングや演習を行うことで、音によるコミュニケーションの効果を高めることができます。
組織は、共同での問題解決や共有ビジョンの作成に声の使用を促進することで、職場環境の継続的な改善に努めることが極めて重要です。
そうすることで、社員が自信をもって自分の考えやアイデアを表現できる職場環境を確保することができます。
1人ひとりが目的を持てるようになれるよう、5つのステップでわかりやすく書いた記事があります。
こちらも是非、お読みください。
今回の記事では自分の声を魅力的にする方法ではなく、傾聴にもフォーカスして書きました。コミュニケーション能力のひとつである「聞く力」を意識することができれば、人間関係はよりスムーズなものになると考えています。
参考文献
Zhang et al. (2019) “Supervisor Developmental Feedback and Voice: Relationship or Affect, Which Matters?” – Frontiers in Psychology
Harvard Business Review (2024) “What Is Psychological Safety?
Yoichi