【声とコミュニケーション】他人には聞こえるのに、自分には聞こえない「本当の自分の声」とは?
Interests 2023.06.05
この記事は、自分の発言や行動が他人に与える影響を理解し、自己イメージを正確に把握することで、コミュニケーション能力を高めたいと思っている人におすすめです。
例えば、このような悩みはありませんか?
- 自分の言動が他人にどのように受け取られているか理解できない。
- 自分が思っている自分のイメージと他人から見たイメージが違うことに戸惑っている。
- コミュニケーションスキルの向上を望んでいるが、何から始めればいいかわからない。
他人からのフィードバックを通じて自己認識を深め、より良いコミュニケーションスキルを身につけていきましょう。
自分の声って、どのように聞こえているのでしょうか?
他の人が聞く自分の声と、自分が聞こえている自分の声は、実は…異なるものです。
この記事では、自分自身の声を理解するための手段や方法について書いています。また、他人からのフィードバックを受け入れることが、自己認識に大きな影響を与えることも取り上げます。
自己イメージを再認識し、コミュニケーションスキルを向上させるための方法についても触れていきます。自分自身を客観的に見つめ直すことで、何かのキッカケになれば嬉しいです。
他の人が聞く自分の声と、自分が聞こえている自分の声の違いを理解する
考えてみてください。
あなたが電話の留守番メッセージを再生した時、その声は自分の声には聞こえなかったという経験はありませんか?
それはあなたが普段自分の声を聞くときとは違った視点から、自分の声を聞いたからです。
この違いは、普段私たちが自分の声を聞くとき、頭蓋骨を通じて伝わる低い音域が加わっているために起きます。
しかし、録音された声はこの低い音域を含まないため、他人から聞かれる声と同じになります。
それを理解することは、自分の声に対する認識を深め、また他人からどのように聞かれているかを理解する大切な一歩です。
自分の声を録音し、それを聞くことで、自分が発する声の調子、強弱、早さ、間等について具体的なフィードバックを得ることができます。
だからこそ、自分の声を録音してみて、それを客観的に聞き直すことをお勧めします。
そうすることで、自分の声と他人が聞く自分の声の違いを理解することができるでしょう。
そして、それによってより良いコミュニケーションが可能になると考えています。
他の人からの意見やアドバイスをどう受け取るか
他の人からの意見やアドバイスをもらうことは、自分の話し方についてもっとよく理解するのにとても役立ちます。
それはいつも気持ちのいいものやすぐに理解できるものではないかもしれませんが、自分の話し方が他の人にどう影響しているかを知るためには必要です。
もらった意見は、自分を見つめ直し、より良くなるためのチャンスとして捉えることが大切です。
また、他の人からの意見をもらうことは、自分の話し方についてもっと深く考えるきっかけになり、自分自身を成長させる機会にもなります。
私はYouTubeで自分の歌を公開しています。
最初の頃、自分の声を聞くと何だか違和感があって、自分の声がこんな感じに聞こえるんだって、驚きの連続でした。
全てが新しく感じました。正直、初めは自分の声がまるで他人のように感じたこともありました。
しかし、自分で動画を見直したり、YouTubeのコメントでいろんな意見を聞いたりして、色々気づくこともありました。
中には厳しい意見もありましたが、それも視聴者の皆さんからのサポートと思えば、自分の声をより良くするための助けになりました。
そして、そのうち自分が話している時に、相手にはこんな声で聞こえているんだろうなとイメージができるようになりました。
それが自信にもつながってきました。
私の話を聞いてくれたあなたも、自分の声を理解することでモチベーションにつながり、何かをより良くするための力になると思います。
セルフイメージを再確認する方法
繰り返しになりますが、自分の話し方が他の人にどう聞こえているかを知ることは、自信をつけるのに役立ちます。
自分の声を録音して聞いてみると、何が良くて、何をもっと良くできるかに気づくことができます。
まずは自分のいいところに注目しながら、難しいと感じるところをどうやったら改善できるか考えてみましょう。
それに、自分の声は自分だけのもので、完全に完璧になる必要はないんです。それを思い出すことも大切です。
コミュニケーション能力向上のためのヒント
人から意見をもらったら、その意見を真剣に聞いてみてください。
例えば、あなたがプレゼンテーションをした後に、同僚から「もっと大きな声で話した方が良い」と言われたとしましょう。
そのコメントはあなたがもっとよくなるためのヒントです。
そのアドバイスを活用して、次回のプレゼンテーションではもっと大きな声で話すように心掛けるのです。
そのように時間をかけてコミュニケーションスキルを練習すれば、自分の声に対する理解も深まり、自分自身に対する好意的なイメージも形成できるようになります。
まとめ
自分の声と相手が聞く自分の声の違いを理解し、他者からのフィードバックを正しく受け止め、セルフイメージを再確認することは、全てコミュニケーション能力向上のための大切なステップです。
これらの理解と練習を通じて、自分自身をより深く理解し、他人とより良い関係を築くための具体的なスキルと知識を身につけることができます。
自己成長の旅は決してすぐにして達成できるものではありませんが、少しずつ、自分のペースで進んでいけば、より豊かなコミュニケーションが自然と身につくと思います。
Yoichi